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「上司」

<生活ラボニュース vol.13>「年賀状についての世代間意識調査2012年版」発行 年賀状は「社会人生活充実度」のバロメーター!?

M1・F1総研®では、若手社会人と上司世代間での人間関係に関する意識の世代間ギャップに、年賀状を通じてスポットをあてるべく調査を実施しました。主に社会人1~3年目の「若手社会人」の年賀状に関する意識や動向と、「上司世代」にあたる社会人11年目以上の比較を軸に、性・年代別の比較、および前回(2010年末実施)調査との比較を踏まえて、報告いたします。
1.社会人生活の充実度と年賀状の関係

年賀状を出す習慣のある若手社会人ほど、今年1年、充実した社会人生活を送れている傾向が。

 

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年賀状を出す習慣のある若手社会人と出す習慣のない若手社会人に対して今年1年の社会人生活を振り返る質問をしたところ、「今年1年は社会人として充実していたと思う」のスコアは、年賀状を出す習慣のある若手社会人では、「あてはまると思う」が57.4%なのに対し、出す習慣のない若手社会人では39.7%にとどまるという結果となりました。

また、「今年1年は人間関係がうまくやっていけたと思う」「今年1年は上司や先輩との関係は良好だった」といった項目においても、年賀状を出す習慣のある若手社会人はそれぞれ54.1%、59.0%が「あてはまると思う」と回答しているのに対し出す習慣のない若手社会人では、41.3%、49.2%にとどまる結果となっており、年賀状を出す習慣のある人の方が充実した社会人生活を送っている様子がうかがえます。

 

鶏が先?卵が先?社会人生活の充実度と年賀状関与度の相関関係。

先ほどとは少し角度を変えて、今年1年の社会人生活が充実していた若手社会人と、反対に、今年1年の社会人生活が充実していなかった若手社会人との間に生まれる、年賀状関与度のギャップにも目を向けてみました。

今年1年が充実していた若手社会人のうち、「年賀状を毎年出している人」は36.1%でした。一方、充実していなかった若手社会人で「年賀状を毎年出している人」は20.6%にとどまっています。また、今年の差出予定についても「出す予定」と答えている人はそれぞれ44.4%、38.2%となっており、年賀状の関与度と社会人生活の充実度の相関関係が見てとれます。

つまり、年賀状を出すことでこまめに人間関係をメンテナンスできる人は社会人生活を円滑に送るスキルにとんでおり、逆に、充実した社会人生活を送れた人は、来年をさらに良い1年にするために年賀状で人間関係をメンテナンスするという好循環関係にあることが今回の調査結果からうかがえます。

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2. “世代別”年賀状への関与度

年賀状を毎年必ず出している若手社会人は28.0%と少なめ?上司世代では65.0%という結果に。

2012:11:21_c 過去5年間に年賀状をどのくらい出していたかについて尋ねてみたところ、入社1~3年目の「若手社会人」で「毎年必ず出していた」と回答している人は28.0%にとどまり、「まったく出していない」人は27.3%に達しました。一方、社会人11年目以上の「上司世代」では「毎年必ず出していた」は65.0%に達しており、「まったく出していない」人は15.8%にとどまったことで、年賀状関与度の世代間ギャップが浮き彫りとなりました。

また、M1層(20~34歳男性)とF1層(同女性)を比較してみると「必ず出していた」人はM1層で31.7%、F1層で47.6%であり、M1・F1層においては女性の方が年賀状を出す習慣が根付いている様子がうかがえます。

 

昨年の年賀状差出枚数は若手社会人が平均10.3枚、上司世代は平均40.0枚とその差約4倍。

2012:11:21_d 次に、年賀状を出している人に昨年の差出枚数を尋ねてみたところ、若手社会人では平均10.3枚にとどまるのに対し、上司世代では平均40.0枚と約4倍に達しました。一方で、差出率で大きく差が開いたM1・F1層だが差出枚数についてはほとんど差が無く、M1層が平均18.1枚、F1層は平均19.8枚となりました。

また、年賀状をもらう枚数についても尋ねてみたところ、若手社会人では平均10.0枚、上司世代では31.3枚と、差出枚数同様に大きな差が付いています。

 

今年年賀状を出す予定がある若手社会人は37.8%。差出予定枚数は平均16.4枚と、例年より増加?

今年年賀状を出す予定があるかについて尋ねたところ、「出す予定がある」と答えた若手社会人は37.8%、上司世代は69.2%であり、依然差はあるものの、例年の差出状況と比較するとやや差が少なくなっています。予定枚数を見ても若手社会人で平均16.4枚、上司世代は平均44.0枚であり、例年の平均差出枚数を上回る結果となりました。

また、調査時点(2012年10月)ではまだ年賀状シーズンが到来していないため、若手社会人で25.9%、上司世代でも9.2%が年賀状を出すか「まだ決めていない」と回答しています。そのような状況も含め、社会人における今年の年賀状差出状況は、例年よりも好転するのではないかと考えられます。

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3.差し出す相手と、役割が変化する年賀状

2012年は各世代で会社関係者への差出意向が大きく躍進。「勤め先の同僚・上司」がさらに上位へ!

「親・兄弟・親せき以外で年賀状を出す相手」について、尋ねた結果、2010年・2012年いずれにおいてもトップは「とても親しい友人」なのは共通していますが、M1層では2010年の3番手が「学生時代の友人(41.8%)」なのに対し、2012年は「勤め先の同僚(47.9%)」となっています。その他の各層においても「上司・同僚・部下」などの会社関係者への差出意向が2010年と比べて高くなっており、社会人として付き合いがある人へ年賀状を出す傾向が強くなっていると言えます。

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若手社会人にとっての年賀状=「礼儀」、上司世代にとっての年賀状=「近況報告」という傾向も。

2012:11:21_h 「あなたがもし、年賀状を家族や親せき以外には3枚しか送れないとしたら、誰に送ると思いますか。 」という質問をしてみたところ、ともにトップは「とても親しい友人」(若手社会人:67.8%、上司世代64.6%)ですが、若手社会人では「勤め先の上司」(27.3%)、「彼氏・彼女」(23.1%)「学生時代の恩師・先生」(20.3%)といった項目が、上司世代よりも高いスコアとなりました。一方、上司世代では3位に食い込んだ「学生時代の友人(会う機会がほとんどない)」が17.3%で、若手社会人よりも高いスコアとなりました。

若手社会人が年賀状の役割を目上の人への礼儀としてとらえている一方で、上司世代は友人への近況報告としてとらえている様子がうかがえます。

 

【まとめ】 年賀状は、社会人生活を円滑に送るための「人間関係メンテナンスツール」

●年賀状は、社会人生活を円滑にするコミュニケーションツールとして様々な世代で重宝されている模様

●特に若手社会人は、勤め先の上司などのお世話になった方への礼儀として年賀状を活用する傾向がある。

●年賀状を上手に活用している人は、人間関係をきめこまかくメンテナンスし続けることができる人であり、現代の社会人生活をサバイブできるスキルを持っている人と言える。逆に言うと、そんな「人間関係メンテナンスツール」である年賀状を出す習慣を身に付けることが、充実した社会人生活の鍵となる可能性を秘めている。

 

調査の詳細データについては、下記URLをご覧ください。 http://m1f1.jp/files/labo_121121.pdf

※調査手法はインターネット調査

調査対象は一都三県(東京・千葉・埼玉・神奈川)在住の社会人 20~34歳男女各208名、同35~49歳男女各104名 合計624名

調査期間は2012年10月17日(水)~10月19日(金)

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