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「ノンアルコール」

<生活ラボニュースvol.11>20代、30代、40代ビジネスパーソンに聞く「今年の夏のオンタイムの過ごし方調査」 今年の夏は「ゆるポジティブな」節電生活

今年も節電を心がける人は8割。今年は昨年よりはゆとりを持って、前向きに生活を変える気持ちで臨みたい。周囲の目が気になる「スーパークールビズ」や「ランチのノンアルコールビール」も意外と周囲は気にしていない様子。

 

東日本大震災から2回目を迎える今年の夏。主に西日本を中心に昨年に引き続きの節電の呼び掛けもある一方で、関東では節電意識の変化も見受けられます。こうした中で、今年の夏を生活者はどのように過ごそうとかんがえているのでしょうか。今回は20~40代の男女に調査をしたところ、世代や年代のギャップだけではなく、自分自身の内面と外面などや自分と他者との関係でギャップが見られることがわかりました。そこで、今回は、今年の夏のライフスタイル意識をご報告いたします。

 

Ⅰ.「今年も節電を心がける」は約8割。ただし、「昨年よりは気持ちにゆとりがある」様子

今年の夏も節電を心がけるという声は昨年とほぼ同等の約8割。

「昨年の夏、どの程度節電を心がけていたか」という質問に対しては、約8割が心がけていたと回答。男女別では女性、世代別では上の世代の方が高い傾向だった。【グラフ1】
一方で「今年の夏、どの程度節電を心がけようと思うか」についても、ほぼ前問と同等の結果であり、節電意識は生活者の間で根付きつつあるようだ。今夏の意識については、世代別ではそれほど差が無く、男女では女性の方が高いという傾向になっている。【グラフ2】

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今年は、「気持ちにゆとりをもって、無理のない範囲」で節電することで、「生活に変化をつける」。
2012:07:02_b前述のように今年も昨年同等の節電意識を持っているという生活者だが、もう少し、具体的に聞いてみると関東では昨年とは違う部分が見えてきている。「今年は昨年よりも気持ちにゆとりがある」という人が全体の6割であり、「今年は自分のできる範囲で無理なく節電したい」という人は8割近くに達している。特にF1(20~34歳女性)層は、その傾向が強く、「無理なく節電したい」という考え方は9割にまで達している。

また、「節電をきっかけに、生活の中でできる範囲の工夫をしたい」というポジティブな意見も全体の7割弱という高いスコアとなっている。特にF1層では約8割に達しており、「節電」という状況をポジティブに生活の変化としてとらえようという意識がうかがえる。ただし、M1(20~34歳男性)層では55%に留まっており、男性よりも女性の柔軟な感覚がうかがえる傾向ともいえる。【グラフ3】

 

 

 

Ⅱ.周囲の目を気にしなければ、意外といろいろできそうな夏のオンタイム

意外と試したことのない夏のオンタイムの過ごし方。実際にしたことがあるのは「クールビズ」くらい。

昨年の夏も「節電を心がけていた」という意見が8割を占める中、では、夏のオンタイムの過ごし方として、どのようなことを試したことがあるのかについて見てみると、意外と試したことのあるものは少なく、最も高い「クールビズで勤務をする」でも、M1層で51.6%、最も低いF1層では29.3%という結果となった。

2番手以降ではほとんどが1割を切るスコアであり、「特にない」と回答する人が男性で3割強、女性層では4割近いという結果であり、節電1年目の夏は、意外にも新しいオンタイムの過ごし方を取り入れていない傾向があったことがうかがえる。【グラフ4】

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「夏のオンタイムの過ごし方」のネックは周囲の目。 しかし、周囲の人は実は気にしていない様子。

意識としては節電を心がけていたとしながらも、昨年の夏、実際に「試してみたことがある」ものは、広く浸透しつつあるクールビズを除けば非常に少ない。このギャップがどこから来るのか、M1層が「自分がやったら、怒られそうなこと」の上位項目と、実際に自分が周囲を「どのように見ているのか」という視点で見てみた。M1層が「同僚から怒られそうなこと」を見てみると、やはり「ビールを飲む」や「スーパークールビズで勤務する」、「ノンアルコールビールを飲む」といった項目は高いスコアとなっており、抵抗感の強さがうかがえる。【グラフ5】 一方で、「同僚がしていても気にならないこと」をみると、「ビールを飲む」以外については、いずれも3割程度が「気にしない」と答えており、周囲の目への意識と実際に他者をどう見ているかのギャップの大きさがうかがえる。ちょっとした周囲とのコミュニケーションで、「スーパークールビズ」や「ノンアルコールビールを飲む」といった習慣も拡大しうることが予想される。【グラフ6】

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「ランチ中のノンアルコールビール」は飲用者を中心に拡大のきざし?

2012:07:02_eノンアルコールビールやビールを飲む習慣は、やはりオンタイムについてはランチタイムといえどまだ浸透しておらず、全体でも1割台に留まっている。しかし、ノンアルコールビールを月1以上飲むユーザー層に聞いてみると、やはり魅力的ではあるようで、「試してみたい」のスコアは全体を大幅に上回り、3割まで達している。一方でランチタイムのビールとなるとやはり抵抗感が強いことが伺える、今後、ユーザーが拡大することで、ランチ中の飲用者も増える可能性が十分にうかがえる。【グラフ7】

 

 

 

 

 

Ⅲ.今年は半そでYシャツ、ポロシャツは試したいけれど、さすがに「アロハ・かりゆし」はNG

昨年は「ノーネクタイ」「ノージャケット」止まり、今年は「半そでYシャツ」「ポロシャツ」は取り入れてみたい

話題のクールビズ、スーパークールビズだが、実際、昨年、どこまで実施したのか聞いてみると、意外と保守的だったようで、男性では「ノーネクタイ」「ノージャケット」「半そでYシャツ」どまり、女性では「サンダル」「素足」程度だったようだ。一方、今年の夏、はどこまで取り入れてみたいかを聞いてみると、上記に「ポロシャツ」、女性では「Tシャツ」「クロップトパンツ」が加わる様子。【グラフ8】

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「アロハシャツ・かりゆしウェア」や「ハーフパンツ」は「Tシャツ」「サンダル」よりも気にしてしまう。

スーパークールビズの話題では、しばしニュースでも登場する「アロハシャツ・かりゆしウェア」だが、6割以上の人が「周囲の目が気になってできない」と答えており、5割は周囲の人間が着ていたときに「気になってしまいそう」だと回答している。また、「ハーフパンツ」も「アロハシャツ・かりゆしウェア」ほどではないが、半数程度が「気になってできない」し、「気になってしまいそうだ」と答えている。代表的なスーパークールビズである「アロハシャツ・かりゆしウェア」だが、挑戦するにはまだまだ勇気が必要な様子だ。【グラフ9】

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★詳細をPDFでご覧になりたい方はこちら⇒ 生活ラボニュースvol.11(384KB)

 

【調査概要】

■実施時期 2012年6月11日~6月12日

■調査手法 インターネット調査

■調査対象 一都三県在住の20~49歳 有職男女 618サンプル (男女10歳刻みで各103サンプル)

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